2011年7月12日火曜日

クアトロ公演

こんにちわ! attract sound の吉広です。

attract sound 
(PMC の中の 音響、照明、それから外現場やイベント制作を担当する部署です)

先日、7/11に club QUATTRO にて ウサギバニーボーイさんの

イベント制作を行ってきました。

今日は、そのイベントレポを綴りたいと思います。(写真が主ですが)


2011.7.11 日曜日、茹だる様な暑さの中、

僕たちの仕事は当日使用する機材の積み込みから始まります。

しかも、ビルの 3F から階段で持ち運びます。

積み込みが終わる頃には汗びっしょり・・・


昼前には、クアトロ到着です。

パルコ搬入口から今度は機材搬入です。

エレベーターと台車で、楽勝です!でも汗びっしょり・・・


そうして、リハーサル開始、事前に提出してもらうセット図を基に

各バンドのセットを組んでいきます。


さあ!そして本番開始です!!

リハーサルはもちろん本番もタイムスケジュール管理は重要です。

各転換はスムーズに!敏速に!!


さあ、そろそろイベントの紹介を・・・

何と!主催の ウサギバニーボーイ がトップバッター!彼ららしい出順です!






主催のウサギ目当てに、トップバッターからオーディエンスが詰め駆けました!

そして、2番目は wave of mutilation 個人的には久々に拝見しました!!









そして、3番目は ゆるりる !ふわふわした(良い意味)独特なオーラを放っていましたね!


可愛らしい、ゆる~い感じ。バンド名とも合いますね!









そして!そして!広島にこんなバンドがいたんですね~


私、ビックリしました!nuill&un cuento de hadas 激渋です!!










ココで東京から テツコ と来るんですが、残念ながら写真はありません。


HP でチェックしてみてくださいね! → http://www.myspace.com/punkbandtetsuko

そして、トリを飾ってくれたのが、サーカスサンズ です!


サーカスサンズのメンバーは他にも色々な活動をしているみたいですね!









そして、最後にステージ横で控えている私、吉広です。


何かあれば、すぐに飛び出して、対応するのです。


ステージでのトラブルはお任せください!!








終演後は 搬出 → そして、3Fまで運ぶのです。


では、またお会いしましょう!!





2011年7月3日日曜日

バンド文化

こんにちわ!

音楽セクション、ライヴハウス担当の向井です。

私達が普段仕事をしている CAVE-BE (ちなみに最近 WEB SITE リニューアル がありました)

を含めたライヴハウス業界、非常に面白いモノで、

いつも出てくれている バンドマン、アーティスト (一般企業で言うお客さん)


そう、面白いのはその関係性



ライヴハウス (スタッフ含め) とバンドマン (特に地元アーティスト) の関係

コレは、そうですね。テレビでイメージ出来る「お笑い芸人」の上下関係

先輩、後輩、師匠、弟子 の様な関係が少なからずあります。

やはり音楽という文化活動を軸にした人間関係では、その様な関係性が

生まれてくるのも必然の様に思えます。


また、やはり特にローカル意識を持った集団 (これは企業でも、個人でもそうかもしれませんが)

の上、オーバーグラウンドだろうが、アンダーグラウンドだろうが、商業的だろが・・・

文化(シーン)を作ろうとしている集団の中にある、バンドマンとライヴハウス

この絆というモノは企業や組織を超えた確かなモノが存在する。


このブログでも度々書かれていた 「仁義なき戦い十三巴」 が先日ファイナルを迎えた。

このイベントでは上記に綴ったコトを代表する事象が垣間見れた。


各ローカルを代表する1バンド

その1バンドだけを応援するライヴハウス(このイベント時に限り)

見ず知らずのバンドとツアーを回る13ヶ所、過密なスケジュール

表面的にはこんなところだろうか。

しかし、その表面的部分の水面下に広がる数々の絆や誇り、ドラマ・・・


代表戦になってからのこの 「仁義なき戦い」

実は選出に関しては、1年前から決まっている

つまり、今年のイベント終了の時点で、来年度の候補アーティストが

ピックアップされているわけである。

楽曲クオリティー、ライヴクオリティー、集客力、活動の積極性、そしてメンタル

様々な判断基準を通して「代表バンド」が選出される

つまりこの「代表バンド」には同世代の地元バンドの「代表」であるという自覚

先輩から受け継がれてきた「代表バンド」としての責任が課せられる。

また、イベント運営側のライヴハウスにしても、全国より集結し、

内容の改善案や情報交換を通して、年々、進化、拡大出来る様図っている。


イベントを通して成長していく代表バンド達

地元での開催では、このイベントに注目するお客さんはもちろん

まるで、高校野球の応援団の様なテンションの地元同世代アーティスト達

長年見守って来た先輩達、そして、その成長ぶりをマジマジと見せつけられ

「来年は自分達が!」 と闘志を漲らせる後輩アーティスト達


また、この代表バンド達同士の絆から生まれる、今後の発展への期待

イベントファイナルの日は代表出演者のみならず、ライヴハウスの親分方も

何人が涙しただろうか!感動は伝説になり、また翌年へとバトンを繋げる。


そんなライヴハウスとそこに集まるバンドマン達の人間模様

先輩達を師匠と敬い、また兄貴と慕う

時には下剋上の様に大躍進を狙う


この仕事には、この様な喜びや文化を作るという目的がバンドのみならず

我々にもあるのです。が故に共に手を取り合い歩んでいく人間関係が

生まれるのではないでしょうか。


CAVE-BE は広島のバンドを全力で応援しています!



さあ、ここからは噂の 「仁義なき戦い十三巴」 出雲ファイナルを

振り返りたいと思います。


出雲ファイナルでは、前夜祭で山陰のキレイなビーチにて BBQ もありました!



コラコラ!危ないってば、、、


「かんぱ~い!」 (乾杯)





ライヴハウスの方達です (見た目はちょっとガラが悪いかも)



ビーチと言えば、定番の砂埋め (ビールおまけ)



他にもビーチと言えば、相撲!裸と裸のぶつかり合い・・・
度が過ぎるので、その写真はカットさせていただきます。

そして、夜も更け、花火の登場です。




最初は警戒し合って、互いに認められず、喧嘩もしました。
でも最後はホントに仲良くなりました。





そして、夜は明け、本当のファイナル当日を迎える。


ちなみに私は飲酒した為、漁港にて車中泊


早朝より応援団と共に・・・




まずは出雲大社へ、広島代表バンドの有終の美を祈願して










そして、旧大社駅へ
出雲大社正面の道路の大鳥居が遠く離れても見えます。









ちゃっかり、出雲蕎麦もいただきました!!



そして、本番!!





<広島代表: スノードロップ>



<北九州代表: SxOxD>




<神戸代表: BliteSevens>




<厚木代表: Tranquillity>




そして、色んなエリアからお客さん、応援団が
駆けつけてくれました。











各地の先輩アーティスト







昨年の十巴出演の面々も・・・





うどん (仁義なき名物: 地元バンドによる炊き出し)



岡山から駆け付けてくれた女性2名




神戸から応援に駆け付けた応援団の皆さん



地元出雲の女性達



当然、最後の夜(打ち上げ)もありました!!



皆、再会を約束し、それぞれの地元へ帰って行きました。

彼らにとって、このイベントの全て(辛かったコトも)が素晴らしい経験になったと思います。

今イベントの代表アーティスト15組

彼らが日本のあちこちで名を轟かせるのも近い将来のコトかもしれませんね!!

そして、戦友達は素晴らしい友情と絆と、絶対に負けないという信念を持ったのでした。

これからの互いの発展や交流が楽しみで仕方ありません。


PMC 向井 真也