2011年2月25日金曜日

the UNDERTRIPPER

昨年、12月に「the UNDERTRIPPER」をリリースした
undertripper

3/2 は HIROSHIMA CAVE BE にて、そのリリースツアーの集大成ともいうべき
TOUR FINAL イベントが行われる。

そんな彼らのツアー珍道中の報告を兼ねて、コラムを提供します☆






2010121日、undertripperが約2年半年ぶりにmini albumをリリースした。
その名も「the UNDERTRIPPER」。何とも潔いタイトルである。
全体的にしっとりした印象の前作に打って変わり、バリエーションに富んだ彩り豊かな作品となった。しかし全曲を通して、「undertripperらしさ」をしっかりと感じていただけるはずだ。
自由に音を楽しんでいる雰囲気を醸しだしている「Introduction」から始まり、
お馴染みの「アントリ流アップテンポナンバー」な「This Teenager…」で勢いよく幕を開け、ミドルテンポな「Word on…」でしっかり聴かせる。初のインストトラック、
Blast Dance」も新しいアントリの一面を見ることができる。最後は彼ららしさが一番気持ちよく表現されている、ファンキーでダンサブルな「Pray」で締める。
 そんな集大成を引っ提げ、1月から2月にかけ九州から関東までレコ発ツアーを敢行した。各ライブハウスで確かに足跡を残しながら、各地方のグルメを楽しみながら、宿泊先に確かに忘れ物を残しながら、彼らのツアーは続いた。
そしてVo植田が車を運転すると、必ず高速道路走行中にガス欠になりかけるというヒストリーが揺るぎないものになった。彼は本当にタイミングよくSAに入るのが下手なのと、
SAに入れたとしてもガソリンスタンドが閉まっていたりと、高速道路の魔物の餌食になっていた。
 しかし、そのようなアクシデントにも屈せず、彼らがツアーを続けることができたのも、現地での人の「あたたかさ」があったからに他ならない。
 東京の3日間、男4人を快く泊めてくれたイベンターさん。初の山口ライブ、4人の福岡からの帰りを、布団まで敷いて待ってくれていた現地の仲良しバンドマン。結局4人の帰りが遅くなり寝てしまったため、4人が家に入れなくなるというトラブルが発生したのは、その日の打ち上げのいい酒の肴になった。
 いろんな人との出会い、いろんな人たちの思いをひしひしと噛みしめ、彼らはその中で、ライブに自分たちの思いをこれでもかとぶつけてくる。
 そんな彼らの「今」。脂ののった彼らのライブを見るのならば、まさに「今」だ。

(Writed by 棟麻呂)




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